この子との出会いは運命的でした。
厚木に住んでいるのですがある日、母と共に横浜のとあるデパートに寄った際、ペットショップの前を通りかかり、入口のすぐ側で売られていたのがぽーちゃんでした。
犬を飼う予定も飼いたいと思う気持ちも全くなかったのに一目見た途端に、この子を連れて帰りたいと強く思いました。
母も動物は飼うとお別れが寂しいからというタイプの人なのですが、私と同じく強くぽーちゃんに惹かれ、購入を決定しました。
ポメラニアンは鳴き声が大きいイメージがあったのですが、この子はお別れの日までほぼ吠えた事がないとても良い子でした。でもお別れの原因も静かで分からないまま突然、死を迎えてしまいました。
そして亡くなる瞬間もこの子は一人でした。私のプライベートが諸事情で忙しくなり、私も病気を発症してしまってからはこの子をお家に迎え入れたのにこの子と遊んだ時間は数えれるほどしかありませんでした。思い出も多くはありません。飼い主として失格だと思う事しかなく後悔と自責の念でいっぱいでした。
でもこの子が亡くなってしまって写真フォルダを見た時にいつも笑顔いっぱいのぽーちゃんを見て 少しのほんのひと時がこの子にとって楽しい時間だったのかなと思いました。
申し訳ない気持ちで一杯です。
2人でお散歩に行っても 排水溝の網が怖くて歩けないぽーちゃん、おやつの為なら苦手な芸もやりこなすぽーちゃん、先住猫を追いかけまわすぽーちゃん、人が大好きなぽーちゃん、優しいぽーちゃん、部屋を走り回るぽーちゃん、お風呂が上手なぽーちゃん、思い返せば、意外と沢山思い出がありましたね。
凄く凄く可愛いぽーちゃん、4年と10ヶ月というわんちゃんとしてはかなり短い生涯で、その最期も見届けられない飼い主でごめんね でも本当に本当に 心から大好きだったよこれからも肉体は離れてしまうけれど魂はどこへ行っても自由だから ぽーちゃんが許してくれるなら ずっと一緒にいようね、次はお空の上で また再開出来たらいいな、ちゃんと頑張って生きていくから どうかそれまで待っていてね
今度会えた時は寂しい思いをさせないから
